Monday, September 3, 2012

ひまわり

さてさて、早速。。。。


今、我が家のベランダには、一本のひまわりが咲いてます。というか、咲いてました。
キレイに咲いた頃に、切り花にして花瓶にさして飾っていても良かったのだけど、
このひまわりの種が欲しいので、あえて、そのまま枯れるまで咲かせておこうと
思ってます。


 このひまわりの種は、1年前に亡くなったエミリーのお葬式の時に、参列者の皆さんへ
家族から配られたんです。 
エミリーとは、少しの間しか知り合いではなかったのだけど、その少しの時間で
色んな大切なことを教えてもらった、尊敬する人生の先生の一人です。
彼女のお話は、まばたきでイエスに書いてますので、是非読んで見てくださいね!

 

 ひまわりの種は、一袋に10粒くらいはいってたかな。私は7つの種を
小さなカップに一つずつ植えて、結局最後まで育ってくれたのは、この一本だけでした。
途中まですごく頑張ってくれた芽もあったのだけど、私の愛情不足で、お花が咲くまで
育たなかったんです。

 
 ある日、私が洗濯物を干している時に、足下にあるひまわりさん達が風で倒されているのに気がつかずに、茎の部分を踏んでしまったんです。


 くきに傷がついちゃっているし、すっかりぐったりしてしまって、これ以上そだたないかなーって思ったけど、生き残った最後の2本のうちの1本だったから、
「頑張って〜!」と言いながら、茎の部分に靈氣をしてみたり、土をわんさか盛り上げて、傷ついた茎の部分をかぶせてみたりしたら、みごとに復活。


その芽は、こんな感じに育っていて、一度くじけたけど、でも、上を向いて頑張ってます、っていうのが、もう心に響いて、毎日眺めてました。


エミリーの様だなーって思ったんです。


エミリーは、小さな時から車いすで、彼女に出会った時には、体を支える筋肉が
全くなかったので、車いすに座っていても、ダランとしている感じ。色んな所に、
クッションをしいたり、ベルトをしたりして、かろうじて座っていられる。
それでも、まったく文句を言う事もなく、いつも明るく前向きで、エミリーが
いるだけで、元気がもらえるという存在だなーって思ってました。


このひまわりの芽を見ていると、そんなエミリーを思わせて、さらに情が入って
しまってました。

私がもっと想像力を凝らして、竹串で松葉杖を作ってあげたり、支えを作ってあげていたら、良かったのだけど、ある風の強い日に、ポキッと折れてしまいました。。。(悲)


ということで、最後に残ったこの立派なひまわりさん。


子供達も、このひまわりさんを
「エミリー」と読んでいて、お水が足りなくて、葉っぱがしょんぼりしていると、
「マミー〜!エミリー、喉が渇いているよ〜!」って家族の様に相手をしてくれています。


1年前に、この種が配られた時は、
”Growing Hope”
Its not what you gather but what you scatter that tells what kind of life you have lived.
「希望を育てる」
あなたがどんな人生を送って来たかは、あなたが集めて来たものではなく、あなたがまき散らしたものでわかるもの。

というメッセージと一緒に渡されました。

そんなエミリーのメッセージを、どんどん増やしたくって、この一本のひまわりさん
からたくさんの種が取れるのを楽しみに、この一夏を過ごしています。


 私は、ひまわりが大好きで、ひまわりには、人生でかなりお世話に
なってるんです。 その話は、次回にしましょっか。


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