Saturday, June 1, 2013

直傳靈氣研究会、京都セミナーで偶然続き。

帰って来ました、日本へ、横浜へ、長崎へ、そして、京都訪問!


いやー、今回の里帰りは、なんとも充実した3週間になりました。


前々回の2008年は、2歳児、4歳児、6歳児の3人を一人で連れて帰り、
最後はもうクッタクタ。
もう二度と、一人で3人つれて里帰りはしないぞと誓いました。

そして、前回の2010年は、懲りずに、4歳児、6歳児、8歳児の3人を
またもや、一人で連れて帰り、最後はやっぱりクッタクタで、グッタリ。
「前回、もう二度としないって誓ったのに〜〜〜!」

まるで出産の痛みをすっかり忘れてしまうように、3人子連れの旅の痛みを
すっかり忘れてしまっていた。だから、その時は、周りのみんなに、
「今度また子供連れて日本に帰るっていったら、意地でも止めて〜!この
痛みを思い出させて〜!」
とさらに強く誓いました。


そして、今回2013年。7歳、9歳、11歳となった、我が家の子供達。
もう随分大人になったはずだ、と、やっぱり一人で連れて帰り、クッタクタ、、、
じゃなくって、上出来!


今回は、結構楽だったんです〜!楽しかった〜!



さてさて、詳しい旅行の内容は、次に取っておいて、まずは偶然続きの話。



京都の直傳靈氣研究会事務局に到着。今までのセミナーとは違い、受講者として
座って講義を聞き、質問も出来るし、ノートにメモを取る事も出来る!
嬉しいなぁ。


ということで、まず第一の偶然

かなり年配と見られる男性が、受付の方と話しているのを聞いて、
「あれ?聞き覚えのあるナマリ。。。。この方九州、いや、長崎出身かな?」
と思い、名前も聞く前に、
「おはようございます!九州の方ですか?方言に聞き覚えがあるから。」
といきなり質問。

「はぁ〜、長崎の大村です〜。一生懸命東京弁で話そうてしたども、どーも、なまりのでてしまうとですよね〜。」

(バリバリ、長崎弁やん。)

「えー、私も長崎出身です〜!今は違うところに住んでるんですけどね!偶然ですね〜!」

(よしよし、これはいいぞー。人生良い線いってるよっていう、天からの合図。)と心のなかでつぶやく私でした。

わざわざ、カナダから子供3人連れて、姉に5日間も預けて来た甲斐があった。



そして次の日、第二の偶然

(そうそう、東京の国立から来られたって方が居たけど、機会があったら話してみようっと。)という、今日の目標の元に、一日が始まりました。

お昼の時間に、丁度その方のお隣に座ったので、(わざとじゃなかったのだけど)
「国立から来られたんですよね? 私大学の時に4年間、国立の当たりをジャージでウロウロして、一橋大学の学生さんから白い目で見られたりしてました〜!」
と会話をスタート。

そしたら、その方、
「えー。ジャージってことは?」
「はい、体育大学でした!」
え〜〜〜!体育大学って、あの東京女子体育大学?」
     ちなみに、この大学は略して東女体大(とんじょたいだい)って言うんですが、その昔、
     西国立の駅の木の手すりに、東女体大のとん(東)の部分をxで削って、”豚”に書き直され、
     しかも、ご丁寧に読みがなを削り込んでいて、
     ”ぶたおんなからだでかい”って書いていたのには、ハラが立ったなー。体操部だった私は、
     プチな体をしていたので、
     「東女体大の女のみんながみんな、でかいわけじゃねぇぇぇ!」ってデカい態度を
     取ってみたのでした。

話をもとに戻して、
「はい、そうです!知ってますか?」
「いやー、知ってるも何も、私の娘はその大学の付属高校の藤村に通ってるんです!」
まー!あー!奇遇ですね〜!じゃぁ、なんというか後輩になるっているか〜!」
「もう、うちの娘は、体操を頑張ってましてね〜!」
えっ?体操って、あの体操競技?私も下手でしたけど、体操競技部でした!」
え〜〜〜?って、あの平均台とかの、体操って、体操競技の体操?」
(お互い動転して、質問が質問になってないっ!)
「そうです!じゃ、年齢は20年以上差があるけど、一応先輩後輩という間柄って
 ことですよね〜?いーやぁー、奇遇ですね〜!」

ということで、気があってしまい、写真をパチリ。


よーっしゃー、今日も天からの合図が来たぞー!ほんと京都に来て良かった!



そして、3日目、第三の偶然

夜の講義に向けて、なんか良い事ないかなーってちょっと早めに
行って、キョロキョロしていたら、後ろから、
「あのー、岡崎真理さんって来られてますか?」
という受付での会話が小耳に入って来た。

(それって、私の名前やん。この方、どなたなんやろ、なんで私を探すんやろ。)ってものの1秒の間に想いがよぎりつつ、

「あ、私ですが、、、。」って振り向いたら、さわやか好青年がそのまま大人になったような男性が、人懐っこそうな笑顔で、
「あ、フェイスブックでいつもお目にかかっています、市江です。」

おーーー、あのお医者さんの市江さんか〜!)


と思いつつ、
「あ〜、来られてるって知りませんでした〜!フェイスブックではいつも拝見
してますが、こうやってお目にかかれるのは、嬉しいものですね〜!」

と、写真をパチリ。

きたきた〜、すごーい、パチパチ〜。 奇遇ですね〜!これも、天からの合図ですねー。
良い線行ってるよって。



そして、4日目、今日も最後の最後に合図がありました!

講義の最後に、靈氣の練習をしていると、なんとなく、また長崎イントネーションが
言葉の端々に出る人がいるのに気づいた。

(うー、このおばさま、名古屋出身って言ってたけど、名古屋弁って、長崎弁に
似てるんかなー。。。「名古屋」の言い方が、どうも長崎弁の名古屋のイントネーションで、 ”や”って感じで微妙に、”ご”が強い。。。

で、何となく会話を続けていたら、
「いやー、わたしは名古屋出身でしたが、生まれも育ちも、長崎でしてね〜。」


きた〜〜〜〜!長崎つながり!これでもか!

というわけで、このおばさまともすっかりなんか親近感が湧いて、もっと早くから
お話しとけば良かった〜、なんて思ったんでした。これも、天からの合図ですね〜。
ありがたいですね〜。


そして、その後、その日で帰らないと行けない女性が居て、この方とは、前の晩に
夕食を一緒にしていたのだけど、話しにくい所に座ってしまったが為に、なかなか
お話できず、もうさよならの時間になってしまいました。

なにやらこの女性は、オーラとかエネルギーの色とかが、私のようにフィーリングで
見るタイプではなく、視覚として見えるタイプらしく、練習中に私のオーラを見ては
楽しんでいた、ということを、最後の最後に伝えて下さった、貴重な方だったのです!
もー、もっと話しとけば良かった〜!

どうやら、私が靈氣の施術をしている時は、心底楽しんでいるそうで、オーラが
人と全然違うらしいのです。 うん、心底楽しんでいるのは、本当ですが、
オーラにも出るってことは、間違いなく楽しんでるってことですね〜。

いいですねー、こういうユニークな太鼓判を頂く事は、めったにありませんもんね〜!
これも、天からの合図ですねー!良い線いってるよ〜!って。

写真は、あー、取りませんでした。残念!バタバタしてて。。。


そして、そしてその次の日!5日目の偶然。

お昼ご飯は、なんとなく心惹かれた、横浜出身の清楚な感じの「横浜出身」
(”横須賀”だったら、全然違う想像してただろうなー。なんて思ったり。)
という言葉がなんかピッタリのお嬢さんのお隣にでも座れないかなー、って自分なりに
アレンジしてみたものの、横浜のお嬢さんは、なんと別部屋に座る事になりました。
話せず仕舞い。(これもあり、これもあり)と思いながら、何の気なしに座った席が、長崎出身のおばさまの正面それから、気象庁に勤めるという、お天気お兄さんとも、お話が出来たし、ソバアレルギーがきっかけで、靈氣を習いに来たお嬢さんともお話が出来ました。

なんでもその方は、修学旅行もソバ殻枕がある部屋から隔離されないといけないくらいの、ソバアレルギーなのに、なんとソバの粒が入ったチョコレートを間違って食べてしまい、アレルギー症状が出るかと思った時に、Reikiをしてもらってアレルギー症状が出ずに済んだ、というステキな体験をしたそうで、これは習おうと思って、直傳靈氣にたどり着いたそうです。
 私としては、製造者がなんでわざわざ”ソバの粒”をチョコレートに入れて販売するのか、
 それが不思議だったんですけどね。



でもですね、ここからが、またすごいんです。


お隣に座った、感じの良いお姉さん(私が思うに、私よりちょっと下か、同じくらいかなー)、あ、昨日もおやつの時にお茶室でお隣に座ったなー、って考えながら、
会話を開始。


「どうして、カナダに行こうと思われたんですか?」という彼女の質問に対して、
「カナダで体操を教えたかったんです。」
「あ、体操って、体操競技の方ですか? 私は新体操やってました。」
(お、ここでも奇遇が待ってるか〜?)なんて思いながら、
私:「あ、新体操出身なら、私の大学はご存知だと思いますよ〜。」
彼女:「え、どちらの大学ですか?」
私:「東京女子体育大学でした。」
彼女:「ええええ〜!」
私:「えええええ〜!って?」
彼女:「私もです。」
一緒に:「ええええええ〜〜〜?」

ビックリでした〜!
こんなことって、ありですか〜〜〜?

しかも、年齢を確認すると、彼女が2歳下。ってことは、同じ時期に、同じ体育館で、
汗水たらしながら、毎日練習に励んでいた〜!完全に時期がかぶってるから、絶対、何度もすれ違ってたはず!ジャージ姿で。もう、意気投合!


よーっし、しばらく考えて、彼女が知ってるかもしれない名前を出してみるぞ。

”秋山エリカ!” ピンポーン!
”加茂先生!” ピンポーン!
”川本ゆかり!” ピンポーン!
”笠原さん達!” ピンポーン!
じゃー、”藤野朱美は?” ピンポーン!

もー、気もち良いったら〜! いるいる、知ってる人!


私は、長崎出身で、カナダのBC州の田舎町のチリワックに住んでて、この2013年の5月15〜19日にだけ京都に行きました。 ここに登場した、数人の奇遇な方達も、京都出身ではなく、遠方から来られたかたばっかり。


そんな私達が、あの京都の綾小路で同じ日に一緒になり、こーんな共通点があるって、
いやー、奇跡ですね〜!


しかも、お医者さんの市江さんはご親切に、私の子供達が到着するのを1時間近く
待って下さり、長男の犬に噛まれた傷跡を丁寧に見て下さり、アドバイスもして
くださり、なんて親切な方なんでしょうって、思いました。


こういう心あるお医者さんには、増えて欲しいなーって思います。そしたら、私の長年の
医者嫌悪症も、ちょっとは和らぐんじゃないかなー。。。。 




もう、この5日間の毎日の奇跡だけで、私は大満足でした!


こういう奇跡って、探しても見つからないから、探し当てると、ほーんと
嬉しいんですよね〜。 




おしまい。






Friday, February 22, 2013

ひまわり 5 (完結編)


このお話は、前回の ひまわり 4 (はぐくみ編)の続きです。


はい、ということでお互い2000年の夏に日本に行く事になりました。

私は故郷の長崎に戻り、彼は彼女の待つ大阪へ行きました。

1年振りの帰国ということで、友達に会えること、姉達や親戚に会うのがとても楽しみでワクワクでした!

到着してみると、1年前とは何も変わっていなかったけど、自分の視点が随分と変わっているのに気がついたのです。日本の「あたりまえ」が目につくようになったんですね。


"うわっ、人が多い!"

"うわっ、バスがいつも混んでる!"

"マックのドリンク、ちっちゃ〜!"

"コーヒーの無料おかわりなし〜?"

"暑いのにネクタイとスーツって大変〜。" 

 "爆竹の音が毎晩どっかから聞こえる?" (これ、長崎のことですね〜。)
 

"電車とバス待ちの時間は、気持ち悪いくらいみーんなうつむいて
携帯メッセージ。"


そんな小さなこともだけど、もちろん日本のステキさには、一段と感謝の気持ちが
湧いたものです。

カスタマーサービス!これは、ダントツですねー。
行ったことがある国は、ほんのフランス、イタリア、イギリス、アメリカ、カナダだけだけど、カスタマーサービスを学ぶには、日本が一番の国なんじゃないかって思います。

みんな、お辞儀しあってる。
お友達に手を振りながら、ちょっと首を傾げるのも、きちんとお辞儀をするのも、
なんかこう、キレイ〜。


それから、食べ物!食べ物は、やっぱり日本で育ってるし、こういうシンプルな
ご飯とみそ汁とさんまの定食とか、お好み焼きとか、もうたまりません。



ま、話を元にもどして。

せっかく同じ時期に日本にいるんだから、ということで、彼は彼女を連れて、長崎まで
遊びに来てくれました。もちろん、観光につれて行ってあげて、平和記念公園やグラバー邸、稲佐山からの夜景、そして、精霊流しも見る事ができたんですよ。

夕食も一緒に食べたし、彼らは私のアパートに宿泊して、仲良く帰って行きました。

それから、私は色々と決心しないといけないことがあり、考え事が続き、姪が病気になったため、姉のところに飛んで行き、小さな子供のいる姉家族のお手伝いさんになったり、
もう一人の姉の外泊のお手伝いをしたりしながら、その夏を日本で過ごしました。

最終的に、私はもう一度カナダに戻って、バンクーバーで仕事が出来るように、
ビジネス学校にいって会計のことやなんかを学んで、人生をゼロからやり直してみようと決心をしました。

同じ時期に、彼もカナダにやっぱり帰ろうかと彼なりの決断をしようとしていたのです。というのも、蒸し暑い日本の夏に耐えきれなかったこと、それから、今一緒になろうとしている彼女は、もしかしたら一生を共にする相手ではないのかもしれない、と気づき始めてしまった事。




そして、2000年の秋。



私はバンクーバーへ。ビジネス学校へ行き始め、新しい人生を歩み始めました。

彼は地元のチリワックへ。人生のリセット。


その後も、友達として再会したんです。人生のパートナーがお互いの目の前にいるとはまだ気づかずに。


でも、そうしているうちに、転がり始めたんです。
今度は、一緒に。




ロマンス。





結婚。





出産。









出産。



















で、また出産。









こんな感じで、ひまわりは私に今の幸せをもたらしてくれたんです。




ひまわりさん、ありがとう。そして、私の人生に訪問してくれた方にもありがとう。






ひまわりのシリーズは、ほんとにこれでおしまい。