Sunday, January 16, 2011

妻失格???

私、 眠る事大好きなのです。



とくに、最近 こちらの直伝靈氣のお友達の一人からもらった、Yak(高山動物で大きな角をもつヤギのような動物)のブランケットにくるまって寝ると、ヌクヌクもう幸せ。


でも、日本に住む私の姉は、毎朝5時に起きて、家族の朝食を作り、
子供のお弁当を作り、朝の7時には、家族5人のうち、3人は既に
家を出ていて、もう一人は、そろそろ出かける時間かなって時間。

私?
朝の7時?
まだ寝てます。


こちらケータリングの仕事をしている日本人ママのお友達は、
ケータリングがある日は、朝の3時に起きたりすることもあるそうです。


私?
朝の3時???
記憶無し。

他の日本人ママ友達は、毎朝5時半に起きて、ダンナ様のお弁当を作り、
仕事に送り出すそうです。

私?
ダンナ様のお弁当を作って
送り出すために、
朝の5時半起き? 

ダンナ様の事は、心から愛していますが、
睡眠は大切なので、
ご自分でどうぞ、という私です。。。。


今の日本は、変わって来ているかもしれませんが、
私の母の年齢層では特に、ご主人が主導権を握っていたのですよね?
その時代に私が生きていたら、妻完全失格でした〜。


もう30年も前になると思うけど、さだまさしさんの
関白宣言って覚えてますか?
お前を嫁にもらう前に行っておきたい事がある かなりきびしい話もするが俺の本音を聴いておけ 
俺より先に寝てはいけない
俺より後に起きてもいけない 
めしは上手く作れいつもきれいでいろ 
出来る範囲で構わないから 忘れてくれるな仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってことを 
お前にはお前にしかできない事もあるから それ以外は口出しせず黙って俺についてこい 



こんな歌詞ですよね。 

私の母、怒り狂ってました。

”なによこの曲!妻をなんだと思ってるのよ。奴隷じゃあるまいし。
この曲の前半の部分に出てくる様な男とは、絶対結婚しちゃダメよ!!!”


この曲の前半に出てくるような夫婦はたくさんいたと思います。




でも、この曲、2番の歌詞がなかなか心を打つんですよね。知ってました?

福は二人で育てるもので どちらかが苦労してつくろうものではないはず 
お前は俺の処へ家を捨てて来るのだから 帰る場所は無いと思えこれから俺がお前の家 
子供が育って年をとったら俺より先に死んではいけない 
例えばわずか一日でもいい俺より早く逝ってはいけない 
何もいらない俺の手を握り涙のしずくふたつ以上こぼせ 
お前のお陰でいい人生だったと 俺が言うから必ず言うから 
忘れてくれるな俺の愛する女は 愛する女は生涯お前ひとり 
忘れてくれるな俺の愛する女は 愛する女は生涯お前ただ一人



死ぬ時に、相手を心から愛していた、と言える愛こそ、
本当の愛だなーって思います。


なんだかんだ言いながら、良い曲ですよね。
長崎出身のさだまさしさん、やっぱりすばらしい。
(私も長崎出身なので、会ったこともないけど長崎つながりを感じている私。)



それから25年たった1994年、同じく、さだまさしさんが、新しいバージョンの
関白宣言を、関白失格と名付けて、寂しげなメロディーに歌詞を変えて
リリースしたの、覚えてます?


この曲は、短調な音程になっていて、
歌詞も、ダンナ様の存在感が
薄いんです。
これ聞いた時、笑って良いものか、困ったの覚えてます。
前半の歌詞を聞いて、こんな妻にはなりたくないなーって思ったり。


お前を嫁に もらったけれど 言うに言えないことだらけ
かなり淋しい話になるが 俺の本音も聞いとくれ

俺より先に寝てもいいから 夕飯ぐらい残しておいて
いつもポチと二人 昨日のカレー チンして食べる
それじゃあんまり わびしいのよ
忘れていいけど 仕事も出来ない俺だが
精一杯がんばってんだよ 俺なりに それなりに

父さんみたいに なっちゃ駄目よと お前こっそり子供に言うが (知ってるぞ!) 
飯を食らっちゃ寝 起きてワイドショー見ちゃ寝
井戸端会議しちゃ寝 よく夜寝られるなぁ

ムダなダイエット ムダな体重計
本気でヤセたきゃ あんなに食べなきゃいいのに
それからあれだぞ テレフォンショッピング 買い物ぐらい 体動かせ
それぞれご不満も おありのことと思うが
それでも家族になれて よかったと俺思ってるんだ


そして今日も君たちの笑顔 守る為に  仕事という名の戦場へ行く
右に定期券 左に生ゴミ 人は私を哀れだと言うけれど 俺には俺の幸せがある

君たちの幸せの為なら 死んでもいいと誓ったんだ
それだけは疑ってくれるな 心は本当なんだよ

世の中思いどおりに 生きられないけれど
下手くそでも一所懸命 俺は生きている

俺が死んだあと いつの日か  何かちょっと困った時にでも
そっと思い出してくれたなら きっと俺はとても幸せだよ





なんだかんだ言いながら、両方の曲の中のダンナ様、
奥様の事、心から愛してるんですよね〜!

いいですね〜。


っていうか、
私、なんでこんなに
さだまさしさんの曲を
熱く語っているのか、わからないなぁ。



けど、確かに言えるのは、
将来私が死ぬ時にダンナ様に
”こんなにいい人生を送れたのは、あなたのお陰よ。”
ってはっきり言える事。






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