Sunday, February 26, 2012

魂で会話するということ 2

昨日の不思議な靈氣の施術から一日たって、
今日も同じ時間にリアンのところに行った。


昨日よりも少し表情が明るいかな?って思った。


昨日はありがとう、とても不思議なセッションだったね。
っていう話をしながら、施術のポジションの準備。


仰向けから横向きのポジションに移ることも、ゆっくりと時間をかけて
やるんです。 痛いっていうのは、ほんとうに辛そうなんです。




昨日と同じように、少しだけ背中に靈氣をしてから、肝臓と右の肋骨の
ところに手を当てたら、ものの2、3分でリアンは眠ってしまった。




そしたら、昨日と同じように、また魂の会話が始まった。


私が頭の中で、
「リアン、今日はどんな感じ?」
って聞くと、顔をしかめてる。


なんとなく、
「マリ、やっぱり私はダメな感じがする。もう痛みがひどくて、痛みと生きて行くよりも
死んでしまった方が楽だろうなって思ってしまうの。」


って言ってる氣がする。




その後、私は頭の中でずっと
「ありがとね、リアン。ありがとね、リアン。」って
繰り返して言っていた。




リアンは、時々目を開けてキョロッと辺りを見回して、また眠ってしまう、ということを
何度も繰り返していて、私は「何でキョロキョロするんだろう?」って思っていた。


時々、フフッて笑ったり、足が走る感じに動いたり。
何かがリアンの周りで起こってるんだけど、霊媒師でもない私は、
何が起こっているかさっぱりわからない。
わかるのは、リアンが死ぬか生きるかのことを、考えて行ったり来たりしている
こと。


70分くらい経ったころ、私も次の施術があるし、そろそろ終わらないと、
とゆっくり手を離したら、リアンも目を開けた。


また
「夢みてたね?」
って聞いたら、


リアンは、
「今日も不思議だった。ねぇ、声が入っている音楽に変えた?マリはずっとしゃべってた?
だれか来てた?」って聞くので、


「音楽はいつもの静かなチャイムのなる曲だし、私はずっと静かにしてたし、誰も
来なかったよ。」と返事をした。


そしたら、
「おかしいなぁ、ずっと頭の周りでしゃべり声がして、時々目を開けては
誰がいるのか確認してたんだけど、誰もいないし。会話ははっきり聞こえない
のだけど、その会話の中で、時々私の名前が出てくるから、何のこと話してるの
かなって思ってたの。」


あぁ、だからキョロキョロしてたんだ。




リアンは、
「なんかね、あちらの世界の人達が、私の生死について話し合いをしている
みたいで、”今がタイミングなのか、今じゃないのか。”って決議している
みたいだった。




生きるか死ぬかの選択をするという会話を、まだしっかりと生きているけど
生死をさまよっている人と話すのは、ほんとうに不思議な感じなんだけど、
案外普通に話せるものなんだ、と思った。




ほんとに不思議だった。



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