Tuesday, February 7, 2012

リアン 49日目

昔からなんだけど、私って色々考える。
考えて、考えて、周りの声が聞こえなくって、授業についてってないこと
しょっちゅう。


小学校1、2年生の時なんかは、あまりに自分の世界に入り込むもんだから、
担任の先生から目をつけられ、
「岡崎さんは、名前を呼んでから返事するまで、すごく時間がかかるけん、
まるで”牛のよだれ”んごたんね〜。出て来てから地につくまで、ものすご時間
のかかるけん。」
なーんて言われて、牛のよだれを想像してまたボーーッとする。


家に帰って、母にその話をしたら、母は気分を害して、学校に電話を
入れていた記憶があります。


そんな私は、無事に大人になりましたけど、やっぱり考え事は多い。


最近ほんとに人生について考えさせられるのは、やっぱりリアンの癌治療を
させて頂いているから。


あんなに素敵な女性。 前向きで、芯があって、笑顔を絶やさない人が、
どうして癌と壮絶な戦いをしないといけない使命を与えられているんだろう。


これは、罰じゃないと思うんだ。罰じゃなくって、なんかの訓練なんだと
思うんだー。 辛い訓練を乗り越えればこそ、得る物が大きいから。


でも、乗り越えるってどういうこと?


癌に打ち勝って、生き抜くことが乗り越える?
それとも戦わないで、成り行きに任せることが乗り越えること?
それとも、成り行きに任せて、この世を去ることが乗り越えること?




私が思うに、結果がどうなろうと、乗り越えたということなんじゃーないかなー
と思う。




だから、結果にとらわれずに、今出来ることを一生懸命やることが
大切なんだと思う。




リアンの癌治療も49日がたっている。
最初の2週間は、ほんとに順調に回復していったけど、その後は、良くなったり
後戻りしたり、違う所が痛くなったり。
良くなってないけど、悪くもなってない、宙ぶらりんなところをウロウロしている。






でも、それにも意味があるんだと思って、私は私に出来ることを続けてる。




だって、毎回靈氣の最中は、リアンはポカンと口を開けて、カーカーゆっくりな
息をしながらが寝てしまって、終わると、リアンの顔がピンクになるから。ってことは
一日のうち80分だけでも、ポカンとできる気持ちが良い時間があるってことで、
80分だけでもピンクな時間が過ごせるんだったら、私は続けたいんだなぁ。。




私は霊媒師ではないから、人の将来が見えるとか、守護霊が見えるとか
そいういうことは、全くわからないのだけど、でも、なんか、
彼女は復活しそうな氣がしてならないんです。
それが氣のせいであっても、直感であっても、願望であっても、
関係ないじゃない。どうなるかわからないけど、続けて行こう。




昨日、リアンに靈氣をしていたら、こんな言葉がフッと頭に浮かんだ。


「生きても意味がある、死んでも意味がある。」


うーん、これはどうとらえていいものか。。。



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