Friday, December 3, 2010

8年

ふと氣がつきました。
もしかして、人生で8年損するかも。
ただ、寝むるだけのために。。。。

8年って、新生児の赤ちゃんが、小学校3年生になるまでの時間。
医学部に入った大学新1年生が、医者になるまでの時間。


日本から、カナダにきて、はや12年目。
日本の伝統的な文化はこよなく愛するのだけど、
カナダの生活もとても私にあってるんです。

なぜかというと、

人と人との間のスペースが好き。
(っていうか、国土が広くて、人口4分の1。)

この自由な考え方が好き。
(っていうか、このいい加減さが肌に合う。)


眠れる国。


カナダに来る前は、たいてい6時半に起きて、
小、中、高では、ピアノの練習、
大学では体操の朝練、
会社に入ってからは、ジョギングをやってました。
しまいには、毎週末は5時半に起きて、ウィンドサーフィンのビーチへ。 
時には、4時起きで、ウィンドサーフィンのレースへ。

しかも夜は、12時、1時に寝る、という生活、それでも充分な睡眠だと思ってました。

でも、一旦カナダに来てみると、
何かに取り憑かれたように、眠り始めたのです。

”早起き、得意なはずなんだけどなぁ。これは、絶対カナダの生活のせいだ!”

音がない。
チカチカのネオンがない。
携帯を使ってる人が少ない。(1999年ごろ)
水が美味しい!
空気が美味しい!
(私の住む、チリワックという町は、バンクーバーの排気ガス公害が
流れて来て、空気汚染がひどいって言われてますが、
東京や大阪に比べると、なんてこと無いんです。)

そんな時、テレビでコーマーシャルが聞こえました。

"Sleep country Canada! Why buy your mattress anywhere else!"

コマーシャルで伝えたい意味は、
”スリープカントリー・カナダ(会社名)!どこよりもいいベッドマット売ってます!”
って感じなんですが、

英語のわかっていない私は、そのまんま直訳して理解し、
”眠れる国、カナダ〜!ここで、布団買わずに、どこで買う!”


”なるほどー、コマーシャルでカナダは眠れる国って言うくらいなんだから、いつも眠いのは当たり前か〜!”
と、勝手に判断して、安心してました。

それから、11年、今も、時々、子供達と一緒に眠り、子供達と一緒に起き、時には、子供達よりも後に起きたりも。。。


平均、8〜10時間睡眠。

8時間寝ないと、機能不可。使えない母。



ここで、ふと考えたんです。
お友達で、睡眠は5時間で充分!って人が何人か居るのだけど、算数苦手な私が、
一生懸命計算した結果、すごいことがわかったんです。

     8時間 - 5時間 = 3 時間

     3時間 x 365日 = 1095時間 = 45.6日

ってことは、5時間睡眠の人よりも、1年で1.5月も多く寝てる。


もし、10時間寝たとしたら(10時間寝ると、ほんと幸せで、超動ける。)

     10時間 - 5時間 = 5時間

     5時間 x 365日 = 1825時間 = 76日

ってことは、5時間睡眠の人よりも、1年で2.5月も多く寝てる。


     
しかもこれだけでは、私の未熟な算数は終わらない。。。

これから、40年生きたとして、8時間睡眠をキープしたら、
合計で4.99年も多く寝てる。

もし、大好きな10時間睡眠をキープしたら、


8.3年も寝てる !!!


新生児が、小学3年生にあがるまでの8年!  

       
1day old                to                     8 years old
  

アテネ北京, そして  オリンピックが
過ぎ去る8年!








Now,

8.3年を眠りに費やして、エネルギッシュな人生を送るか。
8.3年を何か他に出来ることに費やして、ゾンビーな生活を送るか。

どうしよう〜。


人生、8年余分にあげますよって言われたら、
何します??


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