ふと氣がつきました。
もしかして、人生で8年損するかも。
ただ、寝むるだけのために。。。。
8年って、新生児の赤ちゃんが、小学校3年生になるまでの時間。
医学部に入った大学新1年生が、医者になるまでの時間。
日本から、カナダにきて、はや12年目。
日本の伝統的な文化はこよなく愛するのだけど、
カナダの生活もとても私にあってるんです。
なぜかというと、
人と人との間のスペースが好き。
(っていうか、国土が広くて、人口4分の1。)
この自由な考え方が好き。
(っていうか、このいい加減さが肌に合う。)
眠れる国。
カナダに来る前は、たいてい6時半に起きて、
小、中、高では、ピアノの練習、
大学では体操の朝練、
会社に入ってからは、ジョギングをやってました。
しまいには、毎週末は5時半に起きて、ウィンドサーフィンのビーチへ。
時には、4時起きで、ウィンドサーフィンのレースへ。
しかも夜は、12時、1時に寝る、という生活、それでも充分な睡眠だと思ってました。
でも、一旦カナダに来てみると、
何かに取り憑かれたように、眠り始めたのです。
”早起き、得意なはずなんだけどなぁ。これは、絶対カナダの生活のせいだ!”
音がない。
チカチカのネオンがない。
携帯を使ってる人が少ない。(1999年ごろ)
水が美味しい!
空気が美味しい!
(私の住む、チリワックという町は、バンクーバーの排気ガス公害が
流れて来て、空気汚染がひどいって言われてますが、
東京や大阪に比べると、なんてこと無いんです。)
そんな時、テレビでコーマーシャルが聞こえました。
"Sleep country Canada! Why buy your mattress anywhere else!"
コマーシャルで伝えたい意味は、
”スリープカントリー・カナダ(会社名)!どこよりもいいベッドマット売ってます!”
って感じなんですが、
英語のわかっていない私は、そのまんま直訳して理解し、
”眠れる国、カナダ〜!ここで、布団買わずに、どこで買う!”
”なるほどー、コマーシャルでカナダは眠れる国って言うくらいなんだから、いつも眠いのは当たり前か〜!”
と、勝手に判断して、安心してました。
それから、11年、今も、時々、子供達と一緒に眠り、子供達と一緒に起き、時には、子供達よりも後に起きたりも。。。
平均、8〜10時間睡眠。
8時間寝ないと、機能不可。使えない母。
ここで、ふと考えたんです。
お友達で、睡眠は5時間で充分!って人が何人か居るのだけど、算数苦手な私が、
一生懸命計算した結果、すごいことがわかったんです。
8時間 - 5時間 = 3 時間
3時間 x 365日 = 1095時間 = 45.6日
ってことは、5時間睡眠の人よりも、1年で1.5月も多く寝てる。
もし、10時間寝たとしたら(10時間寝ると、ほんと幸せで、超動ける。)
10時間 - 5時間 = 5時間
5時間 x 365日 = 1825時間 = 76日
ってことは、5時間睡眠の人よりも、1年で2.5月も多く寝てる。
しかもこれだけでは、私の未熟な算数は終わらない。。。
これから、40年生きたとして、8時間睡眠をキープしたら、
合計で4.99年も多く寝てる。
もし、大好きな10時間睡眠をキープしたら、
8.3年も寝てる !!!
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