Tuesday, August 8, 2023

*助けてくれる男子たちがとっても頼り甲斐があって嬉しかったお話*

私、パニクっている模様。


私のホンダの軽バンは、五島に到着して、30分もたたずに私の所有物となった、大事な大事な私たちのバディです。
ハコくん。(息子は、マコくん。)

それが、バイト帰りに、(この年で、バイト、って、超新鮮で😅
「ちょっと一杯寄って行きませんか〜?」
というお誘い。
 久々に、
「仕事帰りに一杯飲んで帰る」(結局ジュース飲んだんだけど。)という流れが、また新鮮で。

しかーし、さて帰ろうと、ハコくんをスタートしようとしたら、うんともすんとも言わない。

「えーーー、どうしよー。。。。ダディ〜😭。」

車のことには、全く疎い私は、カナダにいるときは、主人に任せっきりなので、なんかあったら、丸投げでした。
(子供が小さいころ、私たちのことを、マミィ、ダディと呼んでいたのだけど、育ち上がった息子たちは、お父さんの呼び名を”dad”に卒業したけど、私だけがまだダディと呼び続けるという状況。)

そしたら、ちょっと前まで隣に座っていた男子たちと、バーのマスターと、わーって出てきて、みんなでハコくんを囲んで、あーでもないこーでもない。
きっとバッテリーだろう。押しがけするか。いや、おやじ呼んだ方が早いとか。
マスターは、「なんとかなるんで、大丈夫っすよ。」って、安心させてくれるし。
ここは、男子たちに頼るしかない。

結局、全く関係のないお父さんが、夜中の11時に、レスキューに来てくれ、みんなで押しがけをすることに。
男子たちが、ワーって押して、そのお父さんがエンジン掛けて、ハコくんは無事にスタート。

そのお父さん、
「エンストせんごと帰らんね。ま、エンストしたっちゃ、また助けに来るけんね。」


。。。やさしー😭


人里離れた奥地に住む私は、途中でエンストなんかは、絶対に出来ない。
無事に帰れた!
が。

無事に家の前に停めて、「25分運転したし、バッテリーもチャージされてるでしょ。」
と思い、念の為スタートしようとしたら、エンジンがかからない。


「ダディーーーー😭!」


どうすりゃいいの、これ。不安でしかない。


「あ、そうだ。ハコくんを購入した、車屋さんが、助けてくれるかも。」


朝一番に、車屋さんに連絡したら、ちゃっちゃと手際よく色々指示してくれて、結局30分かけて、この奥地までレスキューに来てくれるということ(😭) 

カナダでは、まず、こんな朝早くに、人間が電話に出ることがない。
テープの受け答えで、英語だったら2番を押してください、この用件だったら何番を押してください、係員と話したい方は、何番を押してください。で、人間と話せるようになってからも、
担当者へお繋ぎします、とかなんとかで、まだ長い。で、結局予約まで、3日かかるとか、ざら。


でも、この2ヶ月の五島生活では、どうやら、手伝ってくれる本人が電話に出るのらしいので、マッハの速さで物事が進むのが、本当に有難い。
早めに連絡したら、今日中には問題解決できるかな、と思って、超早朝に連絡したのが、逆に申し訳なかった(汗)

結局、レッカー車で来てくれることに。
とはいえ、我が家やあまりの奥地さに、地元の方も我が家を探せない、らしい。
この前の、ガタゴト道の歩道風農道がGoogleマップに載ってるのに、なんで私んちはGoogleマップに出ないのよっ?!


車屋さんは迷っているらしく、電話で説明しようとも、私もこの近所は新人すぎて、説明も出来ない。
しばらくして外に出てみると、あー、いたいた!


朝早いし、暑いのに、こんな遠くまですいません〜!道案内も出来なくて。って言ったら、次のお言葉は、
「いえいえー。電話で話した時に、セミの声が物凄く近かったんで、きっと山の近くだろうと思って、山を目指して来てみました。」

うわー、かっこいい〜!
イケメンなだけじゃなくて、言うことがかっこいい〜。



「セミの声が近いから、この辺にいるはずだ。」



っていうその説明は、人生初耳で、すごーーーく風情を感じました。
日本の美しさというか、季節感というか、自然と生きている感覚というか、
カナダでは絶対に聞かない、いや、日本の都会でもないんじゃないかな。

ということで、
初めて出会った男子たちが、すごく頼もしかった話と、
セミの声をたどって家まで来てくれた、イケメンの車のお医者さんに感動したこと。


お騒がせ五島生活、温かい皆様のおかげで、
なんとかやっております。

関係者の皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。


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